サボテン猛暑日が続いた8月も終わりますが、気象庁によると9月の残暑も厳しいと予想されています(毎年のことでは?)。さて、暑さに強い植物と言えば、「サボテン」を思い浮かべる人も多いと思います。昨今では観葉植物として日常に溶け込んでいるサボテンですが、その体がどの様に構成されているかは意外と聞いたことがないのでは?一口にサボテンと言っても多種多様ですが、今日は代表的なサボテンの構造についてご紹介します。サボテンの枝よく見るサボテンの形は、太い茎から新しい茎が出ているような形をしていますよね。この太い茎、新しく出た茎は、分類上は「枝」になります。サボテンも他の植物と同様に枝から枝が生えて大きくなっているということです。さて、サボテンには「トゲ(棘)」がありますが、これは何でしょうか?じつは、トゲも分類上は「枝」です。体の大部分である茎を「長枝(Long shoot)」とされ、棘は「短枝(Short shoot)」と分類されています。サボテンは「枝」だらけなのです。サボテンの葉それでは、サボテンの「葉」はどこでしょう?サボテンに葉はつかないように思われますが、よく観察すると見つかります。葉がつくのは成長点付近の組織だけで、一定期間後に脱落してしまいます。脱落した後、新しい葉が付くことはなく、同じ位置にトゲが発達するため、サボテン全体では、トゲだけが目立つ事になり、あまり葉のイメージが無いのかもしれません。サボテンは、太い枝から新しい枝が出て、また枝から葉が生え、その葉の付近から短枝がでる構造になります。このように書くと、普通の植物の構成と変わらず、より身近に感じます。サボテンを見たら枝を辿って葉を見つけてみて下さい。